こんにちは。デザインのぼりショップ店長の井口茂樹です。
今日は字詰め(文字と文字の間を開けたり、詰めたりして読みやすくすること)について書きたいと思います。
デザイナーにありがちな職業病として「字詰めが汚いものを見て苦しむ」ということがあります。
街を歩いていても看板の文字間のスペースが気になったりします。家にいても折り込みチラシ、テレビのテロップ、さまざまな「字詰めが汚いもの」を見て苦しんでいます。笑
そして大体、「字詰め」を見るとその制作者の実力(や情熱)までもわかってしまうものです。
私もデザイナーになりたての頃、先輩に字詰めを注意されたことがあります。その時は「じゃあ適当に自分の感覚で詰めますね」と答えたらめちゃくちゃ怒られました。とはいえ字詰めに関して先輩も論理的に教えてはくれなかったので結局は自分で綺麗なものを見て、試行錯誤してなんとなく自分の感覚と経験で覚えていきました。
先ほども書いた通り、世の中には「字詰めが汚いもの」は氾濫しています。特に日本語はアルファベットに比べると、ひらがな、カタカナ、漢字と文字の形や画数も様々なので意外と字詰めに苦労します。街中で見かけるのぼり旗も「字詰めが汚いもの」が少なくありません。一見、地味な作業ですがこうした字詰めというちょっとした差がそのお店の印象に大きく関わってきます。
「字詰め」でインターネット検索をしていたら字詰めを練習できる面白いサイトを見つけたので紹介します。
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自分が知らなかっただけで結構有名なサイトのようでした。アルファベットしか字詰めできませんが字詰めの基本が学べるサイトです。動かしたい文字を選択してカーソルで左右に動かすだけです。適当に動かして「Compare(比較)」ボタンを押してみます。
100点中44点という表示が出ました。そして理想の字詰めを水色で表示してくれます。
44点はさすがにアレなので最初からやり直してみました。全10題で私の採点結果は97点でした。字詰めにもデザイナー独特の癖もあるので一概にはいえませんが、100点と出ると嬉しいものですね。笑
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