25.成果が出るまではイメージよりも時間がかかる

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商売繁盛コラム

成果が出るまでは
イメージよりも時間がかかる

今回は成功曲線についてのお話をします。先日、弁護士ドットコムという会社の創業者である元榮太一郎(もとえたいちろう)という方の創業ストーリーを直接、伺う機会に恵まれました。そのときに圧倒的な結果が出るまでには時間がかかるといういわゆる『成功曲線』について感じたことをご紹介したいと思います。

この方は、全くお金がない若い頃に交通事故を起こしてしまったことが起業のきっかけとなっています。仕方なしに示談交渉を自分で行った際、某保険会社の担当者にかたくなに『100対0』であなたが悪いから全額修理代を払えと言われ困り果てていました。母親のアドバイスに従い弁護士会の法律相談に出向いたところ「70対30だと、弁護士が言っていたと伝えなさい」と言われ、その通りに相手に伝えただけでサッと手のひらを返すようにその通りに解決したという経験をしたのです。そこで「弁護士ってすごい!」と感じ、困っている人と弁護士をつなぐインターネットサービスを実現させたいと思ったとのことです。

今でこそ『弁護士ドットコム』は2014年に上場を果たすまでに成功をしているのですがなんと起業から8期連続で赤字だったという、信じられない努力を続けていたのです。つまりこの『しばらくは結果が出ていなくても努力をし続けられるチカラ』こそが、この『成功への道筋』つまり『成功曲線』そのものだと感じました。実際はもう少しのところで一気に成果が上がるのに、辞めてしまうことが何と多いことか…。

卑近な例で恐れ入りますが、デッサンがうまくなるまでの道筋も同じようなカーブを描きます。たいていの人は、描いても描いても美術大学の合格レベルにまで突き抜けるには至りません。もちろん努力は続けているのですが自分以外のみんなもあたりまえの努力はしているのです。そこで心機一転、さらに周りの人よりも真剣に取り組んでもなかなか急にはうまくなりません。しかし、その努力を続けているとある時にパッと目の前が明るくなるような瞬間が訪れます。目に見えるもの全てを自由自在に描ける自信が湧いてくる瞬間が訪れます。

結局、どんな道においても同じ道筋をたどるのではないでしょうか。「こんなこと意味がないんじゃないか」「こんな努力やっても無駄なんじゃないか」と思う気持ちと戦い、生き延びながら、努力をやめないことこそが必要なのだと思います。私もひとつひとつの『あたりまえの努力』を続けて『小さなお店の長期的安定成長を支える』という夢を叶えるために努力を続けてまいります。

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