21.ブランドをつくるデザインのチカラ


ブランドの語源は牛などの
生産者を示す『焼き印』からきているそうです。

近ごろのスーパーでは
食料品の生産者の顔写真やイラストを印刷したものも
多く見られますよね。

「あの人」が作るから安心だ。
「あの人」だからきっと質の高い品物だ。
「あの人」の信用がブランドの原点。

話は少し変わりますが
小さなお店のブランドづくりは
大企業のそれとは違うから
デザインはそれほど重要じゃないという
コンサルタントもいます。

ですが、デザインの質は瞬間的に
そのお店などのサービスや品質をイメージさせます。

私は何年か前にiPhoneやiPadで使える
アプリを作ったことがあります。
厚さが5センチくらいの分厚い仕様書と格闘して
App Storeという『アプリの市場』みたいなところで
初めて売り出した時の達成感はなかなかのものでした。

そのApple社の仕様書の中に
以下のような一文がありました。

「アプリのアイコンのデザインは
必ずグラフィックデザイナーに依頼してください。
(できれば優秀な)なぜなら、
たくさんのアプリが一堂に並ぶApp Storeでは
プロがデザインしたものと素人が作ったものとでは
売上的にも大きな差がついてしまうインパクトがあります…」

いくら見た目で判断されるのが
イヤだと言っても仕方がないのです。
そもそも人間は目から取り入れる情報が最も多いのですから。

結果的に当時、私たちがつくったダイエット系の
アプリ(私はもともとTarzan(マガジンハウス)という
健康系雑誌のデザイナーだったのでダイエットアプリを作りました)は
発売当初の売上は年間1,000万円を
超えそうな勢いで売れていきました。

サイバーエージェントが広告主だった
深夜のテレビ番組でも取り上げられました。
ミュージシャンの奥田民生が『うちのアプリ』を使ってる様子も
放送され、さらに売れていきました。
実は私たちの『アプリ』に
特別な機能があるわけではありませんでした。
ただ単に使いやすくキレイなデザインに
こだわっていただけなのです。

そしてもうひとつ作った電子書籍系のアプリでは
なんとアップルのiBooksという公式アプリも抑え
Bookカテゴリーのランキングで1位を記録しました。
(たった10日ほどでしたが…結構売れ続けました)
私たちがデザインしたアプリの下には
アップルだけでなくNTTなど大企業の作ったものが
所狭しと並んでいました。
タイミング等いろんな理由はあったでしょうが
基本的にはデザインにこだわったことが
勝因だったように思います。

デザインのチカラというのは
露出する度合いが変わらない、
いわゆる同じ土俵であれば
小さなお店であろうが、大きなお店を倒す
インパクトがあるのです。

結局、私たちは徐々にのぼり旗事業を本格化させて
アプリ事業からは撤退していくのですが、
デザインの威力を感じたエピソードでした。

小回りがきく小さなお店ほど、
サービスやこだわりを追求した上で
デザインにまで気を配るならば、
お客さまから自然と選ばれるような
あなただけの『ブランド』をつくれるのかもしれません。

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