飲食店での夏の集客!「夏グルメ」で売上アップ

5月も終わりに近づき、だんだんと初夏を感じる陽気になってきました。

夏はもうすぐそこですね。夏になると、「家では料理をしたくない、外食で済ませたい」というニーズが増えていきます。「涼」を求めて飲食店を利用したいというお客様もいらっしゃるでしょう。

つまり、飲食店で売上を上げるチャンスです!

そこで今回は、飲食店が「夏グルメ」を活用して売上アップを図る方法をご紹介します。

 

①夏は外食機会が増加!食べたい「夏グルメ」とは?

➁「夏は、あのお店に行きたい!」と思ってもらうために

 

では、「夏の暑さ」に対して、外食ではどのようなメニューが求められているのでしょうか。まずはこちらをご覧ください。

①夏は外食機会が増加!食べたい「夏グルメ」とは?

外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」の調査で、夏に飲食したくなる冷たいグルメが発表されていますのでご紹介します。

 

POINT① 夏グルメ、人気・飲食経験では「冷たい麺」が最多

・夏グルメで好きなもの、1位「冷たい麺(60.2%)※冷やし中華、韓国冷麺以外」、2位「冷やし中華(52.2%)」、3位「アイスコーヒー(49.6%)」。

・過去1年で飲食した夏グルメ、1位「冷たい麺(76.9%)」、2位「アイスコーヒー(75.0%)」、3位「冷奴(74.9%)」。

 

POINT② 「季節を問わず食べている」最多は「冷奴」34%、「できれば季節を問わず食べたい」を合わせると58%が通年化。「冷やし中華」は、「季節を問わず食べている」と「できれば季節を問わず食べたい」の合計が19%

・「季節を問わず食べている」メニューは、「冷奴」が最多の33.8%。「できれば季節を問わず食べたい」の24.3%を合わせると、合計58.0%と過半数。

・「冷やし中華」は「季節限定で食べたい」人が63.2%いる一方、「通年食べている」人4.6%に対し、14.8%の人が「できれば季節を問わず食べたい」と思っており、通年提供されれば約3倍の潜在ニーズがあると予想される。

・夏メニューを通年「食べている・食べたい」の合計では、男性が高く女性が低い傾向。男性は暑がりで女性は冷え性など、体質とも関係ありそう。

 

POINT③ 解禁月の希望、5月にピークとなるのは「アイスコーヒー」の22%。夏グルメは6月解禁希望が多く、「かき氷」は7月

・夏グルメの解禁希望月では、フード系は6月、飲料系は7月が多い中、「アイスコーヒー」は5月の解禁希望が最多の21.7%、「かき氷」は7月が最多の39.2%。

・自由回答では他にも「アイスクリーム」など通年飲食を希望するメニューが多数挙がりました。

 

1.夏グルメで好きなもの、1位は「冷たい麺」、2位「冷やし中華」、3位「アイスコーヒー」

立夏を迎え、夏の冷たいグルメが気になり始める時期。そこで、夏に飲食したくなる冷たいグルメについて調査しました。まず、夏のグルメで好きなものを聞いたところ、トップ3は、1位「冷たい麺(60.2%)※冷やし中華、韓国冷麺は別に選択肢あり」、2位「冷やし中華(52.2%)」、3位「アイスコーヒー(49.6%)」でした。女性20~40代で「冷しゃぶ」「韓国冷麺」の人気が高く、男性40~50代では「アイスコーヒー」「エクストラコールド生ビール」の人気が高いなど、性別年代により、好きな夏のグルメが分かれました。

2.過去1年の夏グルメの飲食経験、トップ3は「冷たい麺」「アイスコーヒー」「冷奴」

次に夏グルメについて、過去1年での飲食経験も聞きました。好きなものと飲食したもの

では、結果にずれがありました。1位は「冷たい麺(76.9%)」と好きなもの1位と同じだが、2位は「アイスコーヒー(75.0%)」、3位は「冷奴(74.9%)」と好き嫌いにかかわらず身近感のあるメニューが上位に。「アイスコーヒー」は特に男性40~50代、「冷奴」は女性40~60代と男性の60代でスコアが高く、上位となっています。また、東海圏では「冷やし中華」の飲食経験率が他の圏域より高いという結果です。

3.「冷奴」は「季節を問わず食べている」34%、「できれば食べたい」との合計は58%。「冷やし中華」は「食べている」5%に対し、「できれば食べたい」が約3倍の15%

夏グルメに対する、一年を通しての飲食状況と季節を問わず食べたいという潜在ニーズがどの程度あるかを聞いたところ、「すでに、季節を問わず食べている・飲んでいる」メニューとしては、「冷奴」が最多の33.8%でした。

「できれば、季節を問わず食べたい・飲みたい」の24.3%を合わせると、58.0%となり「冷奴」は季節を問わないメニューになっている様子がわかります。次いで、「アイスコーヒー」も「すでに、季節を問わず食べている・飲んでいる」31.0%、「できれば、季節を問わず食べたい・飲みたい」の18.2%を足すと49.3%とこちらも通年化している。逆に、「季節限定で食べたい・飲みたい」では、「冷やし中華」が63.2%と最多。すでに食べている人(黄色帯グラフ)とできれば食べたい(水色帯グラフ)に注目すると、単純に水色の面積の大きい「冷しゃぶ」の潜在ニーズは大きそうです。また、「季節限定で食べたい・飲みたい」で最多の「冷やし中華」だが、通年食べている人4.6%に対し、14.8%の人が季節を問わず食べたいとしており、約3倍の差がある。こちらも外食などでの通年提供の潜在ニーズがあるといえそうです。

4.「季節を問わず食べている・食べたい」の合計は、多くのメニューで男性が高く、女性が低い傾向。男性は暑がり、女性は冷え性、が食べたいメニューにも関係している?

性別年代で見ると、明らかに男性と女性では、食べたいメニューに差がありました。筋肉量や体感温度の差で男性は暑がり、女性は冷え性、とよく言われるが、食べ物の好みにもそれが表れているといえそうです。

5.季節が限定されている場合の解禁希望月、フード系は6月、飲料系は7月が多い中、「アイスコーヒー」は早めの5月解禁希望が最多、「かき氷」は遅めの7月が最多

夏グルメの解禁の希望月を聞いてみた(各メニューをあまり食べない・飲まない人は対象外とした)ところ、フード系は6月解禁希望が最も多く、5月から7月中心に希望がありました。一方、飲料系は本格的に夏が来る7月の解禁希望が多い中、「アイスコーヒー」のみが、まだ春気分の強い5月解禁の希望者が最多の21.7%を集めました。「かき氷」については7月の遅めの解禁でよいという選択が最多(39.2%)でした。

(2017年「ホットペッパーグルメ外食総研」調べ)

 

➁「夏は、あのお店に行きたい!」と思ってもらうために

調査結果をみると、5月には「アイスコーヒー」が、6月には「フード系(冷やし麺など)」が求められていることが分かります。このように、季節に応じたメニューをしっかりと打ち出し、それをお客様に認識してもらうことがとても大切です。逆に言うと、季節や気候に応じた打ち出しができていないとしたら、それはチャンスを逃していることになり、とてももったいないです。

たとえば「のぼり旗」を、5月には店頭で「アイスコーヒー」と掲げておき、6月には「フード系(冷やし麺)」などを掲げておきます。そうすると、そのメニューがお店にあることは一目瞭然!

夏の暑い日、お客様は「アイスコーヒー」というのぼりをみて「あ、入ろう」となるのです。

このように、季節や天候に合わせて、お客様が「いま、欲しい!」と思うメニューを、さっと掲げることができれば、目の前のお客様の来店へとつなげることができますよ。

「夏グルメ」を、ぜひ上手く活用してみてください。

 

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