夏は4人に1人が食事スタイルに変化!夏に外食したくなるメニューとは?

梅雨が明けるとすぐ暑い夏になり、食事にも変化が見られます。そこで今回は、夏をのりきる食べ物・飲み物がテーマのアンケートを分析しました。

 

①性別・年代別に見る!夏に食べたくなるメニューの違い

➁暑い夏をのりきる!飲食店が取り入れるべきメニューとは?

 

暑いからこそほしくなる!食べ物や飲み物など、飲食店のメニューに活かせるポイントをご紹介します。

 

①性別・年代別に見る!夏に食べたくなるメニューの違い

「Fromプラネット」が実施した「夏をのりきる食べ物・飲み物に関する意識調査」があります。

・夏は4人に1人が食事スタイルを変えている!

夏の食事スタイルは、「中食(惣菜などを購入して家で食べる)が多くなる」が13.8%、「外食が多くなる」が5.3%、「内食(自炊)が多くなる」が5.0%で。3つを合わせると24.1%。4人に1人程度の人が、夏の食事のスタイルには変化が判明。

自炊以外の「中食」や「外食」が多くなることには、食欲がなくて料理する気力がわかない、暑いさなかに火を使って料理するのがおっくう、といった理由も考えられます。一方で、そもそも暑くて「外食」する気が起きず、家で簡単に済ませたいから、「中食」や「内食(自炊)」が増えるという人もいるかもしれません。

・男性は「冷たい」、女性は「さっぱり」を求める

夏に食べたくなるのは、1位「さっぱりしたもの」60.6%。2位「冷たいもの」55.2%、以下「辛いもの」29.8%、「のどごしがよいもの」29.5%、「スタミナがつきそうなもの」27.3%

という順に。男性では、「冷たいもの」(男性で52.3%)でトップ。女性は「のどごしがよいもの」(女性で37.9%)が高く、男性より14.0%高い結果に。

さらに男女差が大きかったのは、「さっぱりしたもの」。男性では51.7%と約半数ですが、女性では74.0%と4人に3人に。食欲がなく、「さっぱりしたもの」や「のどごしがよいもの」ならという女性が多くなると考えられます。

反対に、男性のほうが女性を上回ったのが「スタミナがつきそうなもの」と「腹持ちがよいもの」。暑いからこそ、夏バテしないで体力をキープできるものを食べようと思う人が、男性には女性より多い様子。

・20代女性は、夏の定番「冷やし中華」より「アイスクリーム」

具体的に食べたい料理は、1位「そうめん」、2位「冷やし中華」、4位「ざるそば」、6位「冷やしうどん」と、上位6項目のうち4つが冷たいめん類に。そのほか、前の調査で3位だった「辛いもの」として8位に「カレー」、5位の「スタミナがつきそうなもの」として13位に「うなぎ」がランクイン。

性年代別に見ると、全体ランキングでは見えなかった傾向が判明。「そうめん」と「冷やし中華」はいずれの性年代でも支持され、ほとんどの性年代で2位以内。一方、好みの分かれた項目では、「冷奴」は男性の60代以上、女性の50代以上では3位以内に入っていますが、それより若い世代では4位以下に。また「ざるそば」は、男性の30代〜60代で3位、20代と70代以上で4位ですが、女性ではいずれの年代でも5位か6位。男性のほうが好んで食べていることが判明。

男性に比べ女性で順位が高いのが「アイスクリーム」。男性では20代で3位に挙がっているものの、30代以上ではそろって5位。これに対し女性は50代・60代で4位、30代・40代で3位、20代で2位と、年代が低くなるほど上位に。中でも女性の20代は6割と、「冷やしうどん」「冷やし中華」より「アイスクリーム」が食べたい人が多いと言えます。

・1位は「日本産のビール」…でも、女性は「ビールは飲まない」が半数

“夏と言えば、ビール”。そこで、ふだんよく飲むビールを聞くと、1位は「日本産のビール」42.5%。2位「第三のビール」27.5%、3位「発泡酒」17.1%という結果に。男女差に注目すると、4位までの項目では男性の数値が女性を上回り、特に1位「日本産のビール」は、男女差が15.3%と最大に。男性は、本来のビールらしさが感じられる味を好む傾向。

女性は「ビールは飲まない」が51.0%と約半数でした。

・「水」、「アイスコーヒー」と「牛乳」…中高齢層が好むのは

ビール以外で夏によく飲むものの1位は「麦茶」、2位「アイスコーヒー、アイスコーヒー飲料」、3位「水(ミネラルウォーター)」、4位「冷たい緑茶」の順で、ここまでの項目では30%超に。また、9位「ホットコーヒー、コーヒー飲料」14.6%、14位「温かいお茶」11.2%が入り、夏にホットドリンクをよく飲む人も1割以上いることが判明。体を冷やさないという健康志向が影響しており、室内はエアコンが効いているため、むしろ温かいものを飲むという人もいると考えられます。

性年代別に見ると、ほとんどすべての性年代で「麦茶」が1位を獲得。年代に関わらず、夏には「麦茶」を飲む人が多いことが判明。一般的に、ノンカフェインで体にやさしく健康的な点で、特に夏の飲み物として広く飲まれている様子。

一方、年代によって分かれたのが「水(ミネラルウォーター)」と、「アイスコーヒー、アイスコーヒー飲料」。「水(ミネラルウォーター)」は年代が下がるほど順位が上昇、「アイスコーヒー、アイスコーヒー飲料」は年代につれて上位に。「水(ミネラルウォーター)」が男性の20代で1位、「アイスコーヒー、アイスコーヒー飲料」が女性の70代以上で1位となり対照的。また、「スポーツドリンク」は男性の20代で5位、30代以上では6位に入っていますが、女性ではランク外。女性より男性によく飲まれている結果に。

興味深いのが「牛乳」。男性と女性の60代で5位、女性の70代以上で3位、男性の70代以上では2位にランクイン。男女ともに、70代以上では数値も40%超。夏に「牛乳」を好んで飲むのは、高齢層の特徴と言えそうです。(2017年「夏をのりきる食べ物・飲み物に関する意識調査:株式会社プラネット」調べ)

このように、性別や年代による違いが明らかに。たとえば「ランチは会社員」といっても、オフィス街でエアコンが効いている場所にいる人が多く来店する場所なのか、営業の外回りなどで立ち寄る人が多い場所なのかによっても、求められるメニューは変わります。

来てほしいお客様に「また食べたい・飲みたい」と思ってもらうために、お客様に合わせたメニューの提供が大切です。

 

➁暑い夏をのりきる!飲食店が取り入れるべきメニューとは?

夏をのりきるオススメの食べ物で多かったのは、野菜たっぷりのメニューや食欲を刺激する辛いもの。暑さに負けて栄養不足にならないようにと心がける人が多いことが判明。飲み物では、梅酒やお酢ドリンクを挙げた回答が多数。クエン酸が疲れをとってくれるという声が目立ちました。

 

・自由回答

 

【暑いからこそ、栄養を】

・トマト、きゅうり、オクラ、みょうがなどを酢漬けにして毎日食べる。(女性・60代)

・豆類(納豆、豆腐、豆乳)をたくさん摂取して栄養欠如にならないようにしている。(男性・50代)

・ゴーヤーチャンプルーをよく作り、夏野菜と豚肉を多く取るようにする。(女性・40代)

・母が毎年作る青唐辛子のしょうゆ漬けが辛くて、食欲が落ちたときにオススメ。(女性・40代)

 

【梅シロップ、梅酒、梅干し】

・自家製梅シロップを、水や炭酸水で割って飲むのがさっぱりしておいしい。(女性・60代)

・初夏に漬けた梅酒を、暑い夏に。(男性・40代)

・梅干しをおかずに、よく冷やした麦茶でお茶漬けをかっ込むのが最高。(男性・70代以上)

 

【お酢ドリンク、しそジュース】

・お酢が入った冷たいドリンクはよく飲む。すっきりさっぱりして暑さも吹っ飛びます!(女性・40代)

・市販のりんごジュースに、ティースプーン半分くらいクエン酸を入れて飲む。(男性・50代)

・自作のしそジュースはさっぱりするし夏バテ防止にも。(女性・60代)

 

【甘酒】

・小さい頃から実家で飲んでいた甘酒がお気に入りで、取り寄せて飲むほど。熱くしても冷たくしてしょうがやレモン汁を加えてもおいしい。(女性・40代)

・甘酒にヨーグルトを混ぜて飲んで体調を整える。(女性・40代)

 

【あえて、温かいものを】

・寝る前に温かいしょうが湯を飲み、体の内側を冷やさないように。(男性・70代以上)

・冷たいもので体が冷えすぎないように、朝はお白湯を飲む。(女性・30代)

 

【おすすめ!サマードリンク】

・バナナジュース・ミルクセーキを凍る寸前まで冷やして朝出勤前に飲む。40年間続けている。(男性・60代)

・ビールをトマトジュースと塩で割る。すっきりとして栄養価もある。(男性・60代)

・麦茶でミネラルを補給。砂糖をほんのり甘くなるくらいに入れることも。(女性・40代)

・赤ワインをベースにウイスキーをブレンド。思いきり冷えたグラスに氷と炭酸水できりりとシメて。これぞサマードリンクの定番。(男性・70代以上)

(2017年「夏をのりきる食べ物・飲み物に関する意識調査:株式会社プラネット」調べ)

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暑い夏をのりきるために、夏野菜たっぷりのメニューや、梅酒、甘酒、夏に負けないオリジナルドリンクを活用している様子がうかがえます。

夏限定として、「オリジナルサマードリンク」や「夏バテ対策メニュー」や「夏をのりきるメニュー」として、打ち出してみるのも良いでしょう。ぜひ参考にしてみてください。

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