飲食店の梅雨対策!雨の日集客のための3つのアイデア

 

雨の日が多くなるこの季節、飲食店の客足は鈍くなりがちです。ですが、梅雨は1カ月ほど続きます。飲食店としては売上が下がりがちなこの時期を、そのままにしておくわけにはいきません。そこで今回は、梅雨の時期に効果的な3つのアイデアをご紹介します。

 

①意外な盲点?!梅雨時期の食事に求めるものとは?

➁梅雨時期の集客対策!アイデア3選

 

①意外な盲点?!梅雨時期の食事に求めるものとは?

「出前総研」が実施した「梅雨に関する調査」があります。

 

1 梅雨について

 

梅雨については約80%が「好きではない」と回答し、「好き」と答えたのは7%でした。

 

梅雨の時期に困ること、

1位 湿気・湿度が高い(66.7%)

2位 外出するのが億劫になる(58.8%)

3位 洗濯物が乾きにくい(57.7%)

という結果でした。

 

2梅雨の時期の食事について

 

・梅雨の時期の買物

梅雨の時期は普段と比べて買物の回数が「減る」と回答した人が全体の61.6%。

まとめ買いが「増える」との回答も37.2%ありました。

梅雨の時期の食事に関する困りごとでは、「買物に行く際に傘を持っていかなければいけない(54.3%)」、「食材などの買物に行く際に服や靴が濡れる(50.6%)」といった回答が他の回答より15ポイント以上も高く、梅雨の時期の買物に対するストレスがうかがえます。

 

・自炊、外食、出前の回数の増減

「自炊」は普段と「変わらない」との回答が60.4%で最も多く、「減る」も28.6%の回答がありました。

「外食」も普段と「変わらない」との回答が51.2%で最も多かったですが、「減る」との回答も35.1%あり雨によって外出自体が億劫になることが影響していると考えられます。

「出前」は、「増える」との回答が64.3%と最も多く、「減る」は1.1%しかいませんでした。

 

<調査結果詳細:梅雨の時期の食事に関して>

梅雨の時期は普段と比べて買物の回数が「減る」と回答した人が全体の61.6%で、普段と比べてまとめ買いが「増える」との回答も37.2%あり、梅雨の時期は商品のまとめ買いをして買物の回数を少なく済ませるよう工夫しているようです。

梅雨の時期の食事に関する困りごとでも「買物に行く際に傘を持っていかなければいけない(54.3%)」、「食材などの買物に行く際に服や靴が濡れる(50.6%)」といった回答が他の回答より15ポイント以上も高く、梅雨の時期の買物に対するストレスがうかがえます。

また、普段と比べて梅雨の時期の「自炊」、「外食」、「出前」の回数の変化について聞いたところ、「自炊」は普段と「変わらない」との回答が60.4%で最も多かったです。食中毒や食材がいたみやすい、作り置きがあまりできないこともあり、「減る」も28.6%の回答があり、普段より「増える」との回答は11.0%でした。

「外食」も普段と「変わらない」との回答が51.2%で最も多かったですが、「減る」との回答も35.1%あり雨によって外出自体が億劫になることが影響していると考えられます。
「出前」は、家でゆっくり過ごしたり、雨で食事の準備の買物にいけなかったりといった雨の日の過ごし方のニーズに合っているため「増える」との回答が64.3%と最も多く、「減る」は1.1%しかいませんでした。

梅雨の時期やジメジメした時期に食べたくなる食事で湿気や湿度で食欲が落ちる人もいるため「さっぱりしたもの(58.6%)」や「のどごしのよいもの(32.1%)」が人気な一方、気候のせいで体力が落ちている時こそ「スタミナがつきそうなもの(37.5%)」のニーズも高まるようです。

(2018年「梅雨に梅雨に関する調査:出前総研」調べ)

最後に、これから1ヶ月ほど続く梅雨の時期におすすめの出前メニューを紹介します。

 

➁梅雨時期の集客対策!3つのアイデア

 

梅雨の時期であっても、「外食は変わらない」と答えた人は半数以上。一方で「出前」や「まとめ買い」は増加傾向にあることが分かりました。

そこで!飲食店側ができる対策としてはこのようなことはいかがでしょうか?

 

(1)お持ち帰りメニューを用意!

先のアンケート結果にもあるように、梅雨時期はあまり外出する気分になれず、「食事も家で簡単に…」と考える人も増える時期です。でも、ずっと同じでは飽きてしまいますし、だからこそ「出前」のニーズが増える時期でもあるのです。

とは言え、出前をやっていなかった飲食店がいきなり「デリバリー」までするのは、結構大変です。そこで!まずは来店されたお客様に、ご自宅でも食べられるような「お持ち帰りメニュー」として用意します。

この方法であれば、「お持ち帰り用の容器など」を用意すればOKに。お客様としても、「お店の味を自宅でも楽しめる!」というメリットがあります。基本的にはこのように、まずは既存のお客様をターゲットにするのがオススメです。

 

(2)「雨の日」限定イベントを開催!

ポイントカードを導入しているお店でよく見かけるのは「雨の日」限定でスタンプ2つサービス(通常は1つ)というもの。こういったものもありますが、キャッチ―な梅雨限定イベントを企画して、来店を促し売上を確保する方法もあります。

たとえば、夏に向けての新メニューを先取りで食べられる会や、夏にオススメのお酒の飲み比べの会、などなど。また、常連のお客様だけを集めてイベントを開催したりするのも「特別感」があって魅力的です。

また、休日であれば親子で参加できる、折り紙で「紫陽花」を作ったり、軍手などで簡単にできる「てるてる坊主」を作ったりするワークショップを開など。イベント以外では、地元他のお店や企業や提携して雨の日グッズをプレゼントするのもいいですね。

 

(3)梅雨に食べたい!さっぱりメニューを用意!

梅雨の時期は気候の影響で食欲が落ちやすくなります。先のアンケートにもあったように、「さっぱりしたもの(58.6%)」や「のどごしのよいもの(32.1%)」「スタミナがつきそうなもの(37.5%)」といったもののニーズが高まる時期でもあるのです。

つまり、梅雨時期に最適なメニューの方程式があるとしたら、

「さっぱり×のどこし×スタミナ」ということになるのです。

・冷たい麺類…冷やし中華、冷製つけ麺、冷製パスタなど。

・冷たいご飯類…スープご飯、冷製茶漬けなど。

・そのほか…冷製スープ。

 

麺類などでは「つゆ」を工夫することで、期間限定でオリジナルメニューを提供することもできます。たとえば「生姜やワサビでスキっと爽やかに」「山椒などでピリッと辛く」「オレンジなどの柑橘系で甘酸っぱく」など。

お客様に「雨だけど行きたい!」「梅雨の時期だから行きたい!」と思ってもらえるように、「梅雨の集客対策」をぜひ上手く活用してみてください。

 

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