繁盛する居酒屋に!お花見シーズンに稼ぐ2つの秘訣

①飲食店だからできるお花見対策

②「お花見客」への宣伝で売上アップ

 

①飲食店だからできるお花見対策

いつの時代も、「桜」は何か特別で、そんな桜を愛でる「お花見」は、会社の仲間と、家族と、友人と、集まって笑顔になれる、最高の場所ですね。
そう、「桜」に人は引き寄せられ、集まってきます。この、期間限定の集客チャンスを、私たち飲食店が見逃すのはもったいないです。

【花見に関する調査:花見の飲食は「ビール類」と「お弁当」がトップ】

花見の席でよく飲むもの、食べるものについて聞きました。

・飲み物

「ビール類(発泡酒も含む)(47.3%)」「ソフトドリンク(41.9%)」、「チューハイ(24.1%)」

・食べ物

「お弁当(33.1%)」、「おつまみ(乾物)(32.8%)」、「揚げ物(29.9%)」

また、花見の際の飲食物を手配する方法について聞いたところ、6割以上が「百貨店・スーパー・コンビニ・ファストフード店等で当日買い出し(60.5%)」となり、「自分で手作りする(35.0%)」、「お花見会場の露店で購入(28.2%)」が、それに続く結果となりました。

つまり、6割以上の花見客の方は、何らかの飲食物を「事前に買い出し」をしている、というわけなのです。

そこで今回、「お花見シーズンに飲食店が仕掛けられる企画」という視点で見ていきましょう。

 

この絶好の集客機会である「お花見」を、「百貨店やスーパー、コンビニの独壇場だ」とするのは、本当にもったいないです。飲食店としても、期間限定のこの機会を、チャンスに変えていきましょう。

 

まず、お店周辺の「お花見スポット」をチェックしておきましょう。

もし、あなたのお店が「お花見スポット」の場合。店内で提供するメニューを「お花見メニュー」とか「店内から夜桜が楽しめます」などとすると、特別感が出るので良いですね。

 

では、「お花見スポット」が、お店から離れている場合。「離れているから何もできない」と嘆く必要はありません。理由は、店外でも美味しく食べていただけるメニューを、提供すれば良いからです。

 

では、このような場合、どのようなお料理が好まれそうですか?

「手でパッと食べやすいもの」「冷めても美味しいもの」「取り分けしやすいもの」など。

「外で桜を見ながら食べる」ということを考えると、色々と出てきますね。

 

そこで、予約制の「お花見パーティセット」や「お花見おつまみセット」などを用意して、期間限定で販売してみましょう。理由は、前述の調査結果のように、お花見会場からは離れていても、お花見へ向かう道中で、食べ物を買うお客様は多いからです。

たとえば、会社でお花見をする場合を考えてみましょう。お花見の幹事になった方ならお分かりだと思いますが、やはり、なかなか大変です。

まずビニールシートでのお花見場所の確保にはじまり、冷えたビールやドリンク、コップ、お箸、おしぼり、ゴミ袋などなど、多くの用意が必要になります。

ここで毎回、頭を悩ませるのがメインのお料理です。会社でのお花見の場合、予算がある場合が多いので、選択肢はあります。ですが、多くの人数が集まる場合、安くてある程度量があるものが望ましいと考えられがちです。そこでたとえば、ポテトだけ、焼き鳥だけのまとめ買いで良いかというと…。それではやはり「こんなものか」と思われることも多く、幹事としての株が上がらないのも事実なのです。

 

そこで、このお花見の幹事さんの救世主になるのが飲食店です!
たとえば、普段から会社の仲間と数人で飲みに来られる常連のお客様に向けて、店内外で「お花見セット承ります」とアピールします。店外であれば、のぼりで「お花見弁当ご予約承り中」として見せるのもいいですし、店内で「今年はお花見セットを承ります」とチラシを配布するのもいいですね。

アニマルシリーズであれば、「お花見弁当ご予約承り中」などの好きな文字を、文字変更料金がかからず入れることができます。

https://www.design-nobori.com/?mode=cate&cbid=1300400&csid=0

 

チラシであれば「人数や予算は、ご要望にお応えします」と書いて、参考になるセットやコースを用意しておきます。

 

・お花見パーティセット5~6名様分(オードブル詰め合わせ、焼き鳥〇本、寿司〇貫、サンドイッチ〇個…)といった具合に、お客様がそのセットをイメージしやすいように見せていきます。

 

このときに、ぜひ、外でも美味しいプロのお料理が食べられることをしっかりアピールしてください。容器やバッグも、持ち運びしやすく、お花見が楽しみになるようなものを選ぶと良いですね。

 

この「お花見パーティセット」の内容は、お客様にご要望を聞いて、中身をお肉系にしたり、お魚系にしたりと、なるべく柔軟に対応します。こういった、お店独自のセット販売にはメリットがあります。

 

それは、単品販売の「枝豆」「唐揚げ」、あるいは「ランチボックス」の場合、1階路面店であれば売れますが、そうでない場合は売れにくいということがあります。

 

でも、こういったお店独自のセット販売で、さらにお客様のご要望でアレンジをする場合「特別感」が出しやすいです。つまりそれが、「わざわざこのお店で購入する」という理由につながるため、1階路面店でなくても売りやすいというメリットがあるのです。

 

またこのとき、注文時に前払いでいただいておけば、キャンセルの心配はありません。そうすると当日は、そのお料理を引き取りに来ていただくだけの状態になるので、お店の営業にも影響が出ません。

 

さらに注文を頂いた幹事さんには、花見の後でも、あるいは別の日でも、利用可能なサービス券を、人数分お渡しする方法があります。そうすると、次の来店につながりますね。

これは、たとえば最初の一杯無料でも、飲み物50円引きでも、お客様が「嬉しい!」と思うものであれば、どのようなものでも構いません。ぜひ、原価率を考慮しながら考えてみてください。

 

➁「お花見客」への宣伝で売上アップ

では、会社以外のお花見は、いつ、どんな人と行くのでしょうか。

 

たとえば家族や、親しい友人と、休日のランチタイムに、ということもありますね。そんなとき、手作りのお弁当を用意するということも、もちろんあるでしょう。でも、全員が全員、家族や親しい友人の場合は手作りするということは、ありません。むしろ、「休日なんだから、そんなに手間をかけずに用意したい」という要望もあるでしょう。

 

こんなとき、たとえば、大人から子供まで楽しめる「家族向け、お花見パーティセット」があったら、どうでしょうか?

 

はい、ここでも飲食店の出番です!

 

会社のお花見の場合、「おつまみ的な要素が強いセット」で良いかもしれませんが、家族向けとなると、子供も食べやすいサイズにする、お寿司なら横サビにする、などの工夫が必要ですね。

 

ここで一つ、課題があります。それは、「お花見パーティセット」の宣伝方法です。

居酒屋の場合、会社でのお花見向けであれば、常連のお客様に伝えることで十分な効果が見込めます。

 

ですが、家族など地域にお住いの方に知ってもらうには、「のぼり」も含めた店外の宣伝を強化する必要があります。

たとえば、このような方法があります

 

・新聞の折り込み広告
チラシ自体は作成する必要がありますが、周辺の地域の何丁目から何丁目までと指定ができます。この場合、印刷代と併せても数万で済みます。

 

・配達地域指定郵便のタウンプラス

これは郵便局が始めたサービスです。これも何丁目に送るのか指定をすることができ、住所は不要です。封書でもハガキでも好きなスタイルで配達が可能です。

 

いままではあまり「お花見客」に手をつけてこなかったとしても、「毎年桜の時期に、お花見セットを販売する」と決めて、売り出していくと、リピーターは必ず生まれます。またこういった「お花見」がきっかけとなり、普段のお店の集客にも良い効果をもたらしてくれます。

 

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