社会人応援!五月病を乗り越えるために飲食店ができることとは?

 

5月の大きなイベントと言えば、ゴールデンウィークですね。ここはビジネスチャンスである一方で、そんなゴールデンウィーク後は、どうしてもお財布の紐が固くなりがちです。

その中でも「母の日」は、上手く活用することで売上アップにつなげやすくなります。

では、5月は「ゴールデンウィーク」や「母の日」以外で、どのような取り組みが効果的なのでしょうか。具体例を交えてご紹介します。

①連休明けこそ注意!五月病はこう乗り越える!

➁飲食店は社会人の〇〇

2019年のゴールデンウィークは10連休と大型連休でした。このような連休明けや、5月の時期に起こりやすいのが「五月病」です。

①連休明けこそ注意!五月病はこう乗り越える!

アイリサーチが、20~50代の男女1,000人に実施した「ビジネスパーソンが抱えるストレスに関する調査(2018年)」があります。

このレポートによると、7割以上が日々ストレスを抱え、“五月病になったことがある”人は2割超で、うち、20代女性は約4割が五月病経験者と回答していました。

・ポイント1 ビジネスパーソンのストレスの原因は!?ストレス世代が若年化傾向に。

ビジネスパーソンの7割以上がストレスを感じており、その原因は「人間関係」が上位に。さらに、年代別で見ると、昨年最も「ストレスを感じている」と答えた方が多い年代は、男性は50代(80.0%)、女性は40代(80.8%)だったのに対し、今年は男性が40代(77.6%)、女性は20代(80.8%)と、男女ともに若年化している傾向がありました。

・ポイント2 給料が高く、仕事にやりがいがあればストレス軽減か。

どのような職場であれば、毎日楽しみをもって出社できるかをお聞きしたところ、1位「給料が高い」、次いで「仕事にやりがいがある」、「会社の居心地が良い」という結果となりました。福利厚生の充実などの働き方改革に関する事柄が若い世代を中心に重視されている傾向にあるようです。会社の福利厚生を充実させることや給料の増額は自分ですぐに行うことは難しいですが、やりがいを見つけることで、毎日楽しみをもって出社できストレスも軽減されるのではないでしょうか。

・ポイント3 五月病になったことがあるのは、男性21.6%、女性25.0%。五月病への対処法は?

これまで、五月病になったことがあるかお聞きしたところ、男性は21.6%、女性25.0%が五月病になったことがあると回答しました。中でも、20代女性は39.2%と、約4割が五月病になったことがあることがわかりました。五月病への対処法は、カラオケや美味しい物を食べるなどのほか、自分が五月病だということを受け入れ、自分を責めないようにしている方もいらっしゃいました。

独自のストレス発散方法を調査したところ、全体の1位は「美味しい物を食べる」48.4%、次いで「身体を動かす」、3位「睡眠・休息をとる」という結果となりました。

男女別で比較をすると、男女ともに1位は「美味しい物を食べる」となり、男性の2位は「身体を動かす」、3位は「趣味に没頭する」、女性の2位は「睡眠・休息をとる」、3位は「身体を動かす」となりました。皆さん、日々のストレスを発散するために独自のストレス発散方法があるようです。

 

以下は、「自由回答欄」からの抜粋です。

Qあなたが五月病になった時、どのように対処されているかお答えください。(自由回答)

 

A・カラオケ屋で熱唱してストレスを発散する。(29歳男性)

・休日はよく休むか、旅行でリフレッシュ。(25歳男性)

・勤務後、週1で好きな物を食べに行く時間を作る。(25歳女性)

・とりあえず何も考えず、職場に行く。行くだけでいいと思い、とりあえず行く。(28歳女性)

・花を見ながら青空の下を散歩。(58歳男性)

・自分の時間を作って、ヨガをする。ネットで買い物をして気分を変える。(39歳男性)

・いつもより睡眠時間を長くする。自分がしなくてよい仕事は積極的に引き受けない。(46歳女性)

・信頼できる人に話す。(54歳男性)

・ひたすら好きなことをして元気を出す。趣味に走る、買い物、食に走る、など。嫌な仕事が控えていたら、これを耐えたらこれを買える、などのいわゆるご褒美を自分で設けることも。(30歳女性)

・とにかく考えないように、無心になろうと頑張る。(35歳男性)

五月病の対処法として、カラオケや旅行などのリフレッシュ系だけでなく、一方で「何も考えずに職場に行く」など、五月病になった自分を受け入れ、深刻に考えないように工夫しているようです。(2018年アイリサーチ調べ)

 

➁社会人応援!五月病を乗り越えるために飲食店が「〇〇」になる方法

4月は、入学や入社、転勤、転居などに伴う環境の変化が多く、気を張っている時期でもあります。このように環境が変わることは、やはり大きなストレスとなっています。

そして5月は、少し環境に慣れていきます。だからこそ、張り詰めていた糸が切れる時期にもなります。これまでのストレスによって、やる気の減退などを引き起こしてしまうことにもなるのです。五月病もその1つであるとされており、特に新入社員の方など、誰でもかかる可能性があるといわれています。

前述の調査結果によると、「独自のストレス発散方法」として、男女ともに「美味しいものを食べる」が1位という結果になっていました。また、五月病の対処法としても「好きなものを食べる」「(食などで)ご褒美を自分に設ける」というのがありました。

 

こういう時こそ!飲食店が社会人の「味方」になるとき!

五月病を乗り越えるためにも、五月病に有効なメニューやキャンペーンを考え、社会人を食事の面からサポートしてあげましょう。

たとえば、

1)五月病を乗り越えるメニュー

2)5月限定!社会人1カ月おつかれさまキャンペーン

 

1)五月病を乗り越えるメニュー

美味しいものを食べると幸せな気分になると言いますね。これは、食品によっては、本当に幸せを運んでくれるものがあるのです。それは、幸せホルモン呼ばれる「セロトニン」の分泌を活発にしてくれるもの。

セロトニンは、脳内で、「トリプトファン」と呼ばれるアミノ酸から作られます。そのため、五月病を乗り越えるメニューとして「トリプトファン」を含む食品はいかがでしょうか?

トリプトファンを含む食品としては、玄米、豆類、アブラナ科の野菜(ブロッコリーやカリフラワー、芽キャベツ、ケール、大根、かぶ、キャベツなど)、卵、乳製品、肉類、ブラックチョコレート、バナナ、クルミなどがあります。

(参考:農畜産業振興機構 調査情報部より)

2)5月限定!社会人1カ月おつかれさまキャンペーン

がんばった社会人の方に「あ、応援してくれている」「労ってくれている」というのが伝わるのがオススメです。そうすると、「このお店は、『味方』なんだ」と思ってもらえて、お客様と信頼関係を築きやすくなります。

具体的には…

・笑顔を添えて、食後のデザート1品サービスする。

・「1カ月おつかれさま!」と書いて、次回ドリンク無料になるチケットを渡す。

などです。

このようにすることで、「またがんばろう」「またお店にこよう」という気持ちを引き出しやすくなるのです。1カ月がんばった社会人の皆さんにとってうちのお店は「味方」ですよ、というのを念頭に、ぜひ取り組んでみてください。

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